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出版の(株)iga

魚野真美詩集 天牛蟲

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著者:魚野真美
 
出版:(株)iga
販売:(株)星雲社
発行:2017年5月
判型:A5 158P
ISBN 978-4-434-23345-6
C0092 ¥1100E
 
定価1,100円+税


 
 

牛に生まれ、
 
身体に蟲湧き狂い走り出す。
 
街は穴。人、花、石となり、
 
穴を掘り進み眠り込む。
 
穴は貫通するか、
 
はたまた目醒めるか。
 
まだまだ、醒めそうにない。

 
 
 
関西若手詩人、魚野真美の綴る処女詩集。
詩誌『Lyric Jungle』を中心にパワフルな詩篇を次々発表。

商都大阪を踏みしだき、
不穏に、繊細に、ダイナミックに開花する。
 
 


 
 
小川てつヲさま
言葉ではなくて、人生を愛している姿勢からうまれる表現ということかな。「目の前に現れるとすれば 同じ時を過ごせるとすれば わたしは詩を書く必要がない」とあり、そういうことだろうなと思いました。


 
南風桃子さま
処女詩集の勢いのようなものを感じました。「んごんご鐘の音がなりもくもくと妖しい湯気が立ち昇った」なんて、なかなか素敵な言い回しじゃありませんか。


 
伊武トーマさま
この衝撃は読み物というより、三十年以上前、ある絵がぐるぐる回転して私の視界に飛び込んで来た衝撃と同質のものです。その絵の息遣い、タッチ、魂がそこにある―――それはヴァン・ゴッホの作品でした。


 
 
 
ご感想、誠にありがとうございます!!!
 

目次

 
I


  1. 牛小屋にて
  2. ガンガー
  3. バズーカ病院
  4. 金ください
  5. 秘湯黄金郷温泉
  6. カリフラワー
  7. ヤクルト!
  8. 腐赤蟲
  9. 瀬戸内詩篇 01
  10. お酒を抱いて眠りたい
  11. 螺旋
  12. 運命半導体製造装置
  13. 褐色の月
  14. 夜の目撃者
  15. いやー
  16. 水切り石
  17. 酩酊ユニバース
  18. OSAKAタイムトラベル

 
II


  1. 灘湯にて
  2. さみしいエッチ
  3. 春、楽園。
  4. 夏夜の公園
  5. 三日月時代
  6. 宿屋 ―拝啓、芙美子様―
  7. 燃える街
  8. 大大阪純情飴雨アラレ
  9. 霜月革命
  10. 花のあわいで
  11. TOKYOタイムトラベラー
  12. めろん色した恋でした
  13. 五十音
  14. 異物
  15. 三角地帯に勇み立つ日まで
  16. じん、じん、騒ぐ
  17. 風の見える丘

 
あとがき


 

 

 
 
お前ら大阪を行進しろ
 
何より大阪を凝視しろ
 
大阪は穴だらけ
 
そこに川が流れている

 
 
 
 
 


 
 
大木潤子さま
非常にスケールの大きな、パワー溢れる世界が展開されていて、魅了されました。


 
阿部日奈子さま
「運命半導体製造装置」の、前のめりの勢いには、快哉を叫びました。
徒手空拳で全大阪と互角にわたりあっている詩ですね。


 
中本道代さま
とぼけているようで、ことごとく予想を裏切っていく言葉の進み方など、並々ではないと思いました。


 
瀬崎祐さま
この束縛から無縁であるような世界の広がり方はどうだろう。どうせ書くなら、こうやって解放されなくては意味がないだろ、と言われているような気分になってくる。「瀬崎祐の本棚」より抜粋)


 
寺田操さま
自在に言の葉を遊ばせているかと思えば、おや、抒情派なのかしらと思わせて、まあ、ぶっちぎりの断片化……エネルギーを爆発させて、酔って、くだまいて、膝を抱えるように言の葉抱いて寝て……。


 
 
 
数々のご感想、誠にありがとうございました!!!
 
 
 
 
 
 
 

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